MFJのプロジェクトの概要と目標

MFJは、将来的には、各都道府県に1つ以上、モッキンバード・ファミリー™️を構築することを目指してます。

2016年から2017年にかけて、私たちはモデルの効果などについて日本の里親養育関係者と議論を重ね、パイロットプロジェクトとしてモデルの構築を検討してもらうことを目標に、各地方自治体にモデルの導入の準備を呼びかけました。地域グループに対しては、モデルのスタートアップのためのくわしい知識や情報を提供するために、5回の勉強会を開催しました。 2018年5月に米国でトレーニングを受けた渡米メンバーは、地域でのパイロットプロジェクトの構築を開始しました。MFJはこのモデル構築の全行程にかかわり、地域メンバーたちの支援・指導にあたっています。具体的には、モデル構築のために必要なグループの構成員、構築のステップ、事業予算、ハブホームをはじめとする里親の選択のノウハウなどについてのコンサルテーションを実施しています。

パイロットプロジェクトが立ち上がった後の2019年からの事業は、モデル構築までのプロセスを見直しながら、新たなネットワークモデルの構築に着手することです。具体的には、各自治体・地域の里親会等を対象とした説明と指導を継続して行い、NPO法人モッキンバード・ソサイエティの協力を仰ぎ、モデルの地域の拡大を図りたいと考えます。   

 

日本でのプログラムの展開

モデルの日本導入のための事業の組織化IFCAの役割



IFCAの3つの事業の柱のうちのひとつ、"ケアギバー(養育者)プログラム"の下にモッキンバード・ファミリー・ジャパン (MFJ) を立ち上げ、全国数カ所でモデル実施のためのパイロット・プロジェクト・チームを結成した。

2018年5月、IFCAと米国NPO法人モッキンバード・ソサエティが契約を結んだことにより、IFCAは、日本でのモデル導入の正式な窓口となった。

IFCAの5つの役割

  1. 日本各地でのモッキンバード ・ファミリー™の導入とモデル実施地域の拡充
  2. モデル構築のための実践者への指導とコンサルテーション
  3. モッキンバード ・ファミリー™にかんする説明会やイベントの企画と開催
  4. 米国モッキンバード・ソサエティ本部との共同モデルの効果検証と、団体独自の評価研究
  5. 事業維持と拡充のための人材育成と研修