インターナショナル・フォスターケア・アライアンス

トラウマフォーカスト認知行動療法(TF—CBT) アドバンスド・トレーニング@東京 のご案内

  トラウマフォーカスト認知行動療法(TF―CBT) 

アドバンスド・トレーニング@東京 

講師:デイビッド・ホング博士

 

◆ 日時: 

第1日目:12月3日(土)9時開場 9:30 ~17:00

第2日目:12月4日(日)9時開場 9:00 ~17:00  

場所:お茶の水 ソラシティ

参加費:3日のみ 12000 円、4日のみ 12000円  2日間参加される方の参加料は 20000円です

マニュアル頒布料(印刷にかかる実費を会場で徴収いたします)

対象と定員:両日とも定員96名です。TF-CBT Introductory Training を受講し、12月3日と4日の両日に参加できる方を優先いたします。

 

★ 参加費を支払う前にまず、以下のリンクからフォームにアクセスしてお申し込みを完了してください

★このトレーニングの参加料の支払い方法に関しては、後日、担当者がご連絡いたします。

(以下のふたつの条件を満たす方たちを優先して参加決定をさせていただき、支払い方法をお知らせいたします)

  1)以前にTF-CBTイントロダクトリー・トレーニングを受講された方

  2)12月3日と4日のトレーニング両日に参加できる方

 

 お申込みフォームはこちらをクリックしてください

お申し込み用QRコード

 

 

プログラム (日本語逐次通訳) 

<1日目 >  12月3日(土)

9:00-9:30   開場、受付 

9:30-9:45 IFCAよりご挨拶、デイビッド博士の紹介

9:45-11:15 社会的養護の下で生活する子どものためのTF-CBT (大きなグループに分かれてロールプレイ)  

11:15-11:25   =休憩=

11:25-12:00 TF-CBTと継続的なトラウマ

12:00-1:00 =昼食=

1:00-3:00      トラウマナラティブ (小さなグループに分かれてロールプレイ)   ”具体的で首尾一貫した内容のトラウマ・ナラティブの作成方法”

3:00-3:10 =休憩=

3:10-5:00   子どものトラウマとTF-CBTを使った悲嘆の治療 (パート1) (2冊の子どもと若者のためのワークブックを使用)

 

<2日目 >  12月4日(日)

9:00-10:00   子どものトラウマとTF-CBTを使った悲嘆の治療 (パート2) 

10:00-11:00 “高度な認知の概念化”   (小さなグループに分かれて認知再処理のアクティビティ 30分)  

11:00-11:10 =休憩

11:10-11:40 TF-CBT と解離

11:40-12:00 [ 解離に関連した事例のディスカッション ]

12:00-1:00 =昼食

1:00-1:30 施設環境の中でのTF-CBTの実践

1:30-2:00 [ 施設養育に関連した事例のディスカッション ]

2:00-2:15 =休憩

2:15-4:00 1日目に形成した小さなグループに分かれて3つの事例に基づいた1時間15分のワーク

4:00-5:00 質疑応答、 エバリュエーション

 

   TF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)の本質は、PRACTICE の頭文字で示される構成要素のなかで学んでいく重要スキルと段階的エクスポージャーを車の両輪として,治療者と親子の間に信頼ある治療関係が築かれていくことにあります。治療の成否の鍵は、治療構造の遵守(Fidelity)と、状況に応じた柔軟な適用(Flexibility)のバランスです。

  今回のアドバンスドトレーニングは、IFCAと関連する児童養護システムのなかの子ども達によくある、進行中のトラウマや解離について、年少者用・思春期用の二冊の悲嘆に関するワークブックを用いた悲嘆についての講義を行います。また、新たなテーマである「具体的で首尾一貫した内容のトラウマナラティブの作成方法」や、David先生の強みである「認知再処理に関する高度な概念化の方法」を、ロールプレイを行いながら身につけていただきます。日本でのコンサルテーションでよくある事例も取り入れ、日本の皆様に役に立つ実践的なトレーニングにしたいと思っています。

 

デイビッド・ホング先生 は認定臨床心理学者として過去20年間にわたり地域の子どもたちと家族へメンタルヘルスサービスを提供してきました。ミネソタ州ミネアポリスのワッシュバーン・トレーニング研究所の教員として臨床心理士のトラウマフォーカスト認知行動療法の指導にあたり、現在はアップタウン・サイコロジー・グループでバインガル(英語とスペイン語)の能力を生かして移民や避難民の治療にもあたっています。

 <IFCA主催のプログラム講師歴

2017年: 東京でアドバンスドTFーCBTトレーニング

同年:札幌でTF-CBTイントロダクトリー・トレーニング  

2019年: 東京でアドバンスドTFーCBTトレーニング

 

◎ このトレーニングに関するお問合せはこちらから info@ifcajapan.org

 
主催: NPO法人インターナショナル・フォスターケア・アライアンス [IFCA]