2016年4月、シャノン・ダーシー博士が東京でトラウマ・フォーカスト認知行動療法のワークショップを行います。
きたる、4月8日(金)から3日間、正式国際トレーナーのシャノン・ダーシー博士が、日本で初めて、TF−CBT (トラウマ・フォーカスト認知行動療法)のイントロダクトリー・ワークショップを行います。
IFCA代表の粟津美穂が、6年前にシャノン先生にシアトルで出会い、日本にいつかこの方を招聘したいと考えたことから、IFCAのTF−CBT国際トレーナー日本招致事業が始まりました。
Shannon 先生は、”Fostering Hope” というプログラム名で連邦政府から助成金を獲得し、米国で初めて、里親と里子にTF-CBTを実践するプログラムをつくりました。TF-CBTの研究・実践者の中でも、おそらくいちばん児童福祉に特化した知識と能力をお持ちの方だと思います。
このワークショップは、申込者が多かったため、IFCA日本事務局が選考基準を設定し、40名(定員)の方たちをすでに選考いたしました。
2月のモニカ・フィッツジェラルド博士のTF−CBT のイントロダクトリー・ワークショップが成功に終わり、次回はこの4月のシャノン・ダーシー先生のワークショップで、今年のIFCAのTF−CBT事業は終わりですが、来年(2017年)も、ワークショップを続けてまいりますので、どうぞ、ホームページやFacebookのお知らせをご覧になってくださるよう、お願いいたします。
Shannon Dorsey の紹介: シャノン・ダーシー先生は、ワシントン大学心理学科の准教授です。ダーシー先生の研究は、エビデンスに基づいた子どもと青少年のための治療法と、その国内外での普及と実践です。効果と実施の両方を検証するためのTF-CBT(トラウマ・フォーカスト認知行動療法)に焦点に当てた研究が多く、その研究内容は、フォスターケア(社会的養護)などの特定の人たちのへのこの治療法の適用、および、TF-CBTを始めとする様々なエビデンスに基づいた治療法実施にあたっての トレーニングと指導法に着目しています。