JaSPCAN2022@福岡プレコングレス イベントby IFCA のご案内
JaSPCAN2022@福岡プレコングレス イベントby IFCA
養育の困難な子どもの行動を理解する
3年ぶりにデイビッド・ホング博士(米国ミネソタ州)を日本にお招きして、特別講演を行います
そこに、設立10周年を迎えるIFCAのユースや里親メンバーが、パネリストとして加わります
日程:2022年12月9日(金)午後5時30分開場 5時45分 開始 8時45分 閉会
開催地:福岡国際会議場502(定員100名)
参加無料
<プログラム>
第1部 ファンクショナル・アナリシス・オブ・ビヘイビア (Functional Analysis of Behavior-FA) を使った子どもの行動の理解と改善 (1時間30分)
エビデンスに基づいたFAの方法を使って、児童福祉の専門職や養育者(里親や施設のスタッフ)が、子どもの望ましくない行動を減少させ、改善への道をひらく具体的な方法を学ぶ90分です。事例を用いたわかりやすい解説と、会場の参加者とのグループワークを行います
- FAの基本原理:子どもの問題行動がなぜ起きるのか、その引き金となる原因や環境を探る
- ABC分析「先行条件(A)、行動(B)、結果条件(C)」の枠組
- 認知行動療法を利用した子どもの治療の一部としてのFA
第2部 社会的養護の下で育つ子どもや若者のためのメンタルヘルス・ケア(1時間30分)
1)里親のためのトラウマインフォームド・ケア(45分)
◎ 養育が困難な子どもたちのケアにあたる里親とホング先生のパネルディスカッション (2年間にわたりトラウマと子どもの問題行動の関係について学んできた地域の里親グループが、その成果や課題を、ホング先生と質疑応答の形式で語ります)
2)施設や里親家庭を離れて自立する社会的養護の当事者に必要なメンタルヘルスケアとは?(45分)
◎ IFCAの当事者ユースメンバーとホング先生の、移行期のメンタルヘルス・ケアについてのパネルディスカッション(IFCAユースたちが米国の当事者たちとの協働の中から学んだこと。そして、これからの日本の精神衛生サービスの在り方について、自分たちの経験を基に語ります)
プログラム作成:
- 白川美也子 (精神科医・臨床心理士・公認心理師・IFCA臨床ディレクター・TF-CBTレジョナルトレーナー)
- デイビッド・ホング(臨床心理学者・TF-CBT全米認定トレーナー)
- 粟津美穂(米国ワシントン州認定臨床ソーシャルワーカー・IFCAエグゼクティブ・ディレクター)
イベント申し込みフォーム https://forms.gle/g7DeRz2R9MCQZCnX7
このイベントに関するお問い合わせ info@ifcajapan.org
主催:NPO法人インターナショナル・フォスターケア・アライアンス [IFCA] www.ifcaseattle,org
講師: デイビッド・ホング David Hong, PsyD
https://ifcajapan.org/professional/partners.php
デイビッド・ホング先生は、認定臨床心理学者として過去20年間にわたり、地域の子どもたちと家族へ、メンタルヘルスサービスを提供してきました。ミネソタ州ミネアポリスのワッシュバーン・トレーニング研究所の教員として、臨床心理士のトラウマフォーカスト認知行動療法の指導にあたり、現在はアップタウン・サイコロジー・グループで、バイリンガル(英語とスペイン語)の能力を生かして移民や避難民の治療にもあたっています。
<IFCA主催のプログラム講師歴>
2017年: 東京でアドバンスドTFーCBTトレーニング 札幌ではTF-CBTイントロダクトリー・トレーニングの講師をつとめる
2019年: 東京でアドバンスドTFーCBTトレーニングの講師をつとめる
以下は、このイベントのチラシです。このリンクからも見ることができます。リンクは、情報共有とイベント広報のために、ご自由にお使いになってください。
https://acrobat.adobe.com/link/track?uri=urn:aaid:scds:US:f680dd31-d5a3-34e5-a2b2-c75b32fe2744