IFCA 設立10周年を記念し、2月25日(土)と26日(日)の2日間、5つの企画を行います!! 詳細情報はこちらのページから・・・
2/25(土)+ 2/26(日)
福岡⇄東京
IFCAの10周年を記念して
2都市の会場と全国をウェビナーで繋ぎ
5つのイベントを行います!!
共催: NPO法人インターナショナルフォスターケアアライアンス www.ifcajapan.org ◎ 米国 International Foster Care Alliance [IFCA] 501 (c) 3 www.ifcaseattle.org ◎ RTCTR (25日のプログラム)
協⼒: SOS ⼦どもの村JAPAN
助成: 独立行政法人国際交流基金 ◎ 日本財団
全てのイベントの情報とお申し込みは こちらから
https://ifca-10thanniversary.peatix.com
【第1日目 2月25日(土)】
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① 10時から12時まで
「社会で子どもを育てる〜IFCAと歩んだ10年とこれからの10年のために (講師:白川美也子先生)」
[一般公開]
◾️ ハイブリッド開催です。 オンラインで、リアルタイムとオンデマンドでも配信しますが、すべての参加タイプに、事前申し込みが必要です。
▶︎お申し込みURL: https://ifca10thanniversary1.peatix.com
IFCA10周年イベントのトップバッターは、小児精神科医の白川美也子先生の特別講演です。
白川先生はこの10年間、IFCAの臨床ディレクターとして、トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)の日本での均てん化のために、米国から国際トレーナーを招いて12回のトレーニングを行い、2018年からはレジョナルトレーナーとして、ご自身で16回の入門トレーニングと200回を超えるコンサルテーションを実施してきただけでなく、この2年間、日本でモッキンバード・ファミリー™の方法を通じて連携する地域の里親さんたちとの定期的なコンサルテーションを継続してきました。
◎この講演から参加者は以下のことを学びます
・IFCAの10年の歩みの流れと、日米の情報を比較することで見えてくる新しい社会的養育ビジョンが現実になるまでの社会的課題において、トラウマインフォームドケアの観点で自分に何ができるか
・子どものトラウマとトラウマ性悲嘆の概略、施設児童や里親養育児童に特有の問題、発達性トラウマやポリヴェーガル理論などのケアへの援用、など
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②13時から15時まで
「社会的養護の下で育つ子どもと若者が経験するグリーフ(悲嘆)と喪失への対応 (講師:米国の当事者スピーカーのマディソン・サンドバル–ランさん)」
[一般公開]
◾️ オンラインで開催しますが、講師がインテラクティブなツールを使いながら、参加者のみなさんとアクティビティや質疑応答ができるように工夫をしてくださるので、是非、リアルタイムでご参加ください。
▶︎お申し込みURL: https://ifca10thanniversary2.peatix.com
今回来日するマディソンさんは、10歳の時に児童相談所に保護され、7年間、制度の中で育ちました。19歳でフォスタユースの若者のチームでネバダ州の社会的養護の子ども・若者の権利章典の策定にたずさわり、現在では児童福祉制度を強化・改善するために、家族や若者のリーダーと提携する専門家およびアドバイザーを務めています。
◎ この講義から、参加者は以下のことを学びます
・社会的養護の当事者に最もありがちな喪失と、それに対するグリーフ(悲嘆)やニーズの表現
・思春期の脳の発達と活性化の段階におけるトラウマの影響
・癒し、健全な愛着、セルフレギュレーション(自己調整)を促進するための方法やストラテジーを探し出す方法
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③16時から18時まで
「社会的養護を必要とする若者のレジリエンス (トレーナー:米国当事者講師のブランドン・ヒギンズさん)」
[ 非公開イベント]
◾️招待された当事者ユースのみの限定参加制です。
◾️ 3,000円以上の寄付で、このトレーニングの講義の部分の録画を期間限定でオンデマンド視聴することができます
▶︎お申し込みURL: https://ifcayouthworkshop1.peatix.com
ブランドンさんはインディアナ州インディアナポリス出身。10歳のときに里親制度に入り、弟のジョシュアと約3年間を過ごした後、養子に出されました。大学院を通じて、家庭内暴力、児童福祉制度における移民・難民の経験、アイデンティティをめぐる研究を発表する機会を得ました。認定臨床ソーシャルワーカーとして、学校ベースのセラピーを通じて、フォスターユースと家族、ホームレス経験者、大学生などにオンラインセラピーを提供する仕事に携わっています。また最近、個人事業としてAspiring Peace Consultation and Counseling を立ち上げ、当事者ユースや社会的に脆弱な状態におかれてしまった人々に手頃な価格で治療サービスを提供することにしています。
◯ プログラムの趣旨
社会的養護の当事者ユースであるブランドン自身が、どのように人とのつながりをつながりながら、自身をケアしてきたのか。その歩みと、そのプロセスにおいて、どのように自身の人生の物語を他者と共有したのかについて語っていただきます。参加型の学びを用いながら、日本のユース同士と交流しながらすすめていきます
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【第2日目 2月26日(日)】
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④ 10時から12時まで
「日米ユースサミット:
コロナから新しい時代へ〜日米交流の再始動」
[一般公開]
◾️ 対面会場は福岡市内の九州大学西新プラザです。福岡にお住まいの方はぜひ、会場までお越しになりご参加ください。
◾️ その他はすべてオンライン参加です。リアルタイムとオンデマンドの両方で配信しますが、すべての参加タイプに、事前申し込みが必要です。
▶︎お申し込みURL:https://ifcayouthsummit2023.peatix.com
本シンポジウムでは、2022年度のIFCAの活動報告を行うとともに、アメリカで長らく当事者活動のリーダーシップをとってきた二人のプロフェッショナルユースをお迎えし、今後の日本における当事者参画について考える機会にしたいと思います
◎ プログラム
➢ 2022年度渡米チームによる米国訪問の報告
➢ IFCAの4つのプロジェクトによる活動報告
➢ 日本の社会的養護の当事者参画に向けてのメッセージ (マディソン・サンドバル–ラン と ブランドン・ヒギンス)
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⑤ 13時から17時まで
「日本版 社会的養護で育つ子ども・若者の権利章典をつくる~アメリカ・ネバダ州の取り組みに学ぶ~ (講師:ふたりの米国スピーカー、マディソンとブランドン)」
[ 非公開イベント]
◾️ 招待された当事者ユースのみの限定参加制です。
◾️ 3,000円以上の寄付で、このトレーニングの講義の部分の録画を期間限定でオンデマンド視聴することができます。
▶︎お申し込みURL:https://ifcayouthworkshop2.peatix.com
〇プログラムの趣旨
コロナ禍が始まった2020年3月の渡米プロジェクトで、IFCAのユースは、カリフォルニア州における社会的養護で育つ子ども・若者の権利章典に出会いました。2020年4月から子どもの権利プロジェクトが立ち上がり、権利章典を学び、2021年3月に報告書を発刊しました。現在は、日本版の権利章典をつくりたいという思いで活動をしています。
今回、来日するマディソンは、ネバダ州で権利章典を策定した際のリーダーシップをとった方です。どのようにどうやってユースの声を集め条文にしていったか、誰とつながって、どのようにアクションしていくかその具体的な方法論について学びたいと思います。
ブランドンには、米国(およびインディアナ州)の社会的養護の当事者のためのメンタルヘルスの現状を、子どもの権利の視点からお聞きします。そして、日本ではまだ十分に人権意識が醸成されていない人種・LGBTQなどの多様性、そして当事者への差別や偏見についてディスカッションの機会をもちたいと思います。また、米国(およびインディアナ州)の社会的養護の当事者のためのメンタルヘルスの現状を、子どもの権利の視点からお聞きします。
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