IFCAの米国メンバー4名が来日し、3月20日からの1週間にいくつかのイベントに参加します。
来る3月19日、IFCAの米国ユースプロジェクト・ディレクターをふくめた4名がシアトルから来日します。3月20日からの1週間は、IFCAの日本メンバーやパートナー団体との協働があります。
以下が3つのイベントの紹介です。
3月21日(月・祝)【ふじ虹の会主催 ◉ IFCA セミナー2016 】静岡県富士市
『ふじ虹の会』の皆さんとは、昨年3月の第1回目のIFCAセミナーの後も、定期的なスカイプ会議などを通じて協働してきました。そして今年も、IFCA米国チームが富士市に来ます!
このセミナーには、東京ユースチームや地域のユースたちも参加します。
セミナーの内容は、単に政策や仕組みの日米比較や解説だけではありません。IFCAは、日本とアメリカの児童福祉をつなぐNPOとして、日本の「家庭的な養護」そして「充実した当事者の自立支援」の役に立つセミナーを、専門家とユースとともに作成しています。日本の児童福祉の新しい実践への想像力とバイタリティーを運んでくる。そんな、セミナーにしたいと思い、メンバー一同、準備に全力を尽くしていますので、是非ふるってご参加ください。
申し込みの方法など、詳しい情報はこちらのリンクからご覧になれます。
ふじ虹の会主催 IFCAセミナー2016
<<3月21日のイベントの主な内容>>
セミナー(1)日米の子ども家庭福祉の動向と今後の展望とワシントン州の児童福祉財政改革
セミナー(2)社会的養護の当事者の自立支援とユースアドボカシー:”ユース主導型” の当事者権利擁護運動の基本的な考え方と法的、また財政的な違いについて
[映像]モッキンバード・ファミリーモデルの里親支援環境の中で育ったユース
セミナー(3)『米国の里親制度と、子どものセラピーへの養育者参加の重要性』『メンタルヘルスとフォスターユース:アメリカの研究と最先端の治療法を、社会的養護の当事者の立場から語る』
日米ユースパネル:社会的養護の下で育った若者たちの声
3月26日(土)【IFCA主催メンタルヘルスフォーラム】御茶ノ水駅前
アメリカから日本に最初のトラウマフォーカスト認知行動療法 [ TF-CBT ] の国際トレーナーを招聘したNPO法人 IFCAが、メンタルヘルスをテーマにした、第二回目のフォーラムを開催します。
米国のIFCAメンバーたちの来日に合わせて開催する今回のフォーラムではでは、メンタルヘルス・サービスを与える専門職と、それを受ける側の社会的養護の当事者が、肩を並べて4つの貴重な発表をします。
児童福祉領域および女性や子どもの人権、家族問題に興味のある司法専門職の皆様、各種専門領域、学生、当事者ユースの参加を心よりお待ちしています。
ぜひご参集ください。お申し込みはこちらからお願いいたします。
http://kokucheese.com/event/index/381194/
3月26日(土)【ファミリーシップふくおか主催 ◉ フォーラム新しい絆】福岡市
IFCAの米国メンバー2名が、「ファミリーシップふくおか」の主催による ”フォーラム新しい絆” というイベントの基調講演スピーカーとして招かれています。
IFCAメンバーたちは「ユースの声がつくりあげたアメリカの自立のしくみ」と題して1時間30分の講演をします。
講演の内容は、社会的養護の当事者の自立支援とユースアドボカシー。もっと具体的に言うと、”ユース主導型” の当事者権利擁護運動の基本的な考え方と法的、また財政的な日米の違いについてです。
私たちの講演の後、藤林武史先生(福岡市こども総合相談センター所長)のファシリテーションによる、地域とIFCAのユースたちによるパネル・ディスカッションがあります。
当日、九州にいらっしゃる皆さま、是非ご参加ください。会場でお目にかかれるのを楽しみにしています。お申し込み方法など、詳しい情報はイベント・チラシをご覧ください。
フォーラム新しい絆 チラシ(表) フォーラム新しい絆 チラシ(裏)