IFCA 米国チームのジニー・キーさんが来日し、千葉、福岡、東京で活動します!
この来日で、まず最初の登壇は、JaSPCAN 学術集会(千葉幕張メッセ)での大会企画シンポジウムです。
『社会的養護の子どもの参加・参画をめぐって:当事者の声とそれを支える大人たちの役割』というタイトルの大規模なシンポジウムで、カナダ・オンタリオ州のProvincial Advocate for Children and Youth という団体の代表、Irwin Elman さんと日本の研究者ら数名とともに、講演します。米国ワシントン州の社会的養護のもとで育ち、過去10年以上にわたり、児童福祉の改革を目指す運動の先駆者・リーダーとして走り続けてきたジニーさんの自己の経験と、アドボカシー運動が形成した新しい当事者参画について、お話しを聴くことができます。
このシンポジウムは、12月3日(日曜日)に幕張メッセで開催。
午前9時から11時30分まで ◎ シアター第1A 会場
同じく、JaSPCAN ちば大会の会場にて、3日(日)の午後、ジニーさんは、IFCAの他のメンバーたちと、ワークショップを開催します。
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発表形式 : 公募シンポジウム
演題番号 : S-34
演題タイトル :社会的養護における当事者参画の具現化を考える
発表日 : 2017年12月3日(日)
プログラム時間 : 13:00〜15:00
発表会場 : 幕張メッセ 国際会議場 中会議室103 第13会場
午前の大会企画シンポジウムのテーマ『社会的養護の当事者の参画』について、IFCA日本チームの仲間とともに、当事者が児童福祉の政策や実前にどのように参画してゆけばよいのか、そのステップと、ユースアドボカシーの具体的な方法についてお話しします。ユース3名が東京・静岡・福岡から参加し、自らの経験とともに、安全で効果的なライフ・ストーリーの共有の仕方(ストラテジック・シェアリング)について語ります。会場にお越しのみなさまは、ぜひご参加ください!
このJaSPCAN ワークショップの詳細はこちらの抄録をご覧ください。
そして、12月4日(月)。「Youth Voice by Jeannie Kee 」と題して、ジニーさんの福岡での講演があります。「NPO法人そだちの樹」の主催により、福岡市立中央市民センターにて、6時30分からの開催です。
この講演会の内容:
◎ IFCAの説明 とジニーさんの紹介 (10分)◎ 米国ワシントン州の社会的養護アドボケートの先駆者・リーダーとして多くのユースたちを引っ張ってきたジニー・キーさんご自身の経験、そして、アメリカの当事者運動の歴史と現状の解説。(通訳を入れて40分)◎ 引き続き、ジニーさんによる講演の第2部:米国ワシントン州の当事者ユースの社会参画について。具体的には、ユースの声をもとに、どのように政策ができあがってゆくのかをスライドを用いて説明した後、ユース・アドボカシーの方法、ユースの声の効果的な使い方について、お話しします。(通訳を入れて30分)◎ 小さなグループにわかれてのディスカッション、と会場の皆さまとの、社会的養護の啓発につながるアクティビティがあります。(20分)◎ 会場のみなさまとの質疑応答 (25分)
また、この講演会では、ジニーさんと当事者ユースとの交流が用意されているそうです。
九州地方で、施設や里親家庭で暮らしている方、施設や里親家庭で暮らしたことのある方、そして、社会的養育に日ごろかかわっている方は、ぜひ、ご参加下さい。
こちらが 「そだちの樹」 のホームページのイベント告知のページです。
お申し込みは、こちらのURL からお願いいたします。
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ジニー・キー (Jeannie Kee) プロフィール
ジニー・キーは、シアトルで育った、社会的養護の当事者です。エバグリーン大学で、学位を取得しました。現在まで、当事者ユースとしての経験を土台に、 社会的養護のシステム改革をすることに情熱を注いできました。彼女の活動は、ワシントン州、米国連邦政府、そして国際的なレベルで、児童福祉政策と実践に影響を与えました。 ジニーは、ワシントン州最高裁判所社会的養護委員会の唯一の当事者評議委員、またその委員会ワークグループの議長をつとめています。ワシントン州の当事者評議会(パション・トゥー・アクション)、アマラ、そして、モッキンバード・ソサエティの顧問もつとめ、良き模範・メンターとして、地域のユースたちを支える役目をしています。IFCAの顧問に就任することに、たいへん誇りを感じています。